TPCheckerは乗用者・トラック・バス・2輪車のタイヤ空気圧・タイヤ内温度をモニタリングするシステムです。
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TPMSとはTire Pressure Monitoring
Systemの略で、タイヤの空気圧を走行しながらチェックするシステムの事です。 アメリカやヨーロッパの自動車には空気圧監視システムの装着が義務づけられてきています。 その理由としては、今日のタイヤの進歩が著しい事に助けられ、ユーザーはタイヤ空気圧の過不足や異常発熱がどれほど通常走行に危険を伴っているかの認識が低く、タイヤバーストという最悪の結果を招いているのが現状です。 その危険性を回避するために海外ではTPMSが重要視され、アメリカでは2007年以降に販売される自動車には装着が義務づけられています。オートバイは自動車以上にタイヤの性能に依存する乗り物です。もしタイヤの空気圧や温度に異常があった場合、自動車だと操縦性に問題が出る程度の状況でもオートバイの場合は転倒の危険性が非常に高くなります。 また、タイヤの状況は走行中に変化することがあり、走行前点検で必ずしも危険を回避できるとは限りません。 だからこそ、走行中のタイヤ状況を監視するシステムが、安全にバイクライフを楽しむためには必要不可欠で、海外オートバイメーカーでも純正装着されている車両が販売開始されています。 その他の装着メリットは、適切な空気圧を常にチェック出来ることから、燃費性能の確保、タイヤの耐久性をのばすなどの効果があります。 タイヤは正に、自動車の構成パーツの中で最も安全性を必要とするコンポーネットである事は 疑いもない事実です。道路に接触しているゴム部には、「摩擦」「操作・操舵」「磨耗」を繰り返し、 タイヤというパーツが仕事をしています。このタイヤに突然トラブルが発生し、特に高速道路上でトラブルが発生した場合は、重大な二次災害をもたらす可能性があります。 タイヤ空気圧の日常管理を怠る事で、タイヤが原因で恐ろしい事故を起す要因になるという事実を、再認識する時に来ています。 |
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■センサーユニット
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タイヤ空気圧監視システムには使用出来る電波帯が規制されています。 |
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周波数帯 | 電界強度 | 空中線電力 | |
微弱無線 | 315MHz | 54.0dBμV/m | 規定無し | |
新認可特定無線設備 | 312〜315.05MHz | 89.2dBμV/m | 0.25Mw以下 | |
TPChecker取得無線設備 | 449.775MHz | 規定無し | 5Mw以下 |
Transmitter Specifications | スタンダードモデル(P403K) | スポーツモデル(P405SM) |
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バッテリー寿命(センサー) | 一般的な使用頻度で約3〜5年 | |
保管温度 | -40℃〜125℃ | |
動作温度 | -30℃〜100℃ | |
周波数 | 449.775MHz(±100KHz) | |
測定圧力範囲 | 0〜5.35KPa(×100KPa) | |
測定圧力誤差範囲 | ±10KPa(±0.1×100KPa) | |
測定温度範囲 | -40℃〜125℃ | |
測定温度誤差範囲 | ±4℃ | |
センサー監視頻度 | 3秒(モニター表示は30秒毎に1回) | |
バッテリー電圧 | 3.6V | |
センサー重量 | 36g | |
センサーサイズ | 45mm×25mm×30mm(バルブ部分は含まれません) | |
特定小電力無線設備認証取得済み |
Receiver Specifications | スタンダードモデル(P403K) | スポーツモデル(P405SM) |
作動電圧 | 9V〜16V | |
作動電流 | ≦200mA | |
感度 | ≦-107dBm | |
周波数帯 | 449.775MHz(±100KHz) | |
保管温度 | -40℃〜90℃ | |
動作温度 | -30℃〜85℃ | |
表示空気圧範囲 | 0〜5.4(×100KPa) | |
表示温度範囲 | 0℃〜99℃ | |
低空気圧警告設定範囲 | 1.2〜2.5(×100KPa)/(初期設定値1.8×100KPa) | |
高空気圧警告設定範囲 | 1.2〜2.5(×100KPa)/(初期設定値1.8×100KPa) | |
温度警告設定範囲 | 60℃〜99℃(初期設定値80℃) |